オフショア開発のルビナソフトウエアではシステム開発・保守運用をご提供しています。

LUVINA SOFTWAREについて

オフショア開発のルビナソフトウエアではシステム開発・保守運用をご提供しています。

Salesforce連携とは?メリット・種類・活用事例まで徹底解説 

thumb what is salesforce integration

Salesforceを導入したものの、「基幹システムや他のSaaSとのデータ連携がうまくいかず、結局Excelでの手作業が残ってしまった」と悩んでいませんか。 

DX推進が加速する中、Salesforceを中心としたシステム連携の重要性はますます高まっています。しかし、「API開発・ETLツール・iPaaSなど選択肢が多すぎて、自社に最適な方法がわからない」「コストと開発工数のバランスを考えると、どの方法を選ぶべきか判断できない」といった課題を抱える企業も少なくありません。 

データ連携は一度構築すると、後から仕組みを変更するのが容易ではありません。そのため、最初の連携方法の選定がプロジェクトの成否を左右すると言っても過言ではないでしょう。 

本記事では、Salesforce連携の基本から、主要な5つの連携方法、それぞれのメリット・デメリット、選び方までをわかりやすく解説します。さらに、多くのSalesforce連携プロジェクトを支援してきた実績をもとに、導入時によくある失敗例とその対策、業務やユースケースに応じた最適な連携方法についても詳しく紹介します。 

本記事を読むことで、各連携方法の違いを正しく理解し、自社の課題やシステム環境に適したSalesforce連携の実現方法を具体的に判断できるようになります。 

Salesforce連携とは? 

Salesforce連携とは、Salesforceに蓄積された顧客データや商談情報を、社内の別システムと接続して自動で共有できるようにする仕組みのことです。会計ソフトやマーケティングツール、基幹システムといった異なるシステム間でデータをスムーズに行き来させることで、部門ごとに散らばっていた情報を一元化できます。 

例えば、営業担当者がSalesforce上で受注の処理を行うと、そのデータが即座に請求システムへ共有されます。これにより、経理担当者が同じ情報を再入力する手間がなくなります。また、顧客情報をマーケティングツールへ自動で反映させれば、営業とマーケティングの間の情報共有の課題も解消されます。 

このような連携がない環境では、担当者が複数のシステムに同じ情報を何度も手動で入力しなければなりません。この作業は手間がかかるだけでなく、転記ミスや情報の更新漏れを引き起こす原因になります。結果として、顧客対応の遅れや正確性の低下につながるリスクが生じます。 

Salesforce連携は、システムの分断から生まれるこうした業務の無駄を排除します。Salesforceを単なる一部署の営業管理ツールにとどめず、全社で活用できる統合データ基盤へと進化させるために欠かせない取り組みと言えます。 

Salesforce導入時には、既存システムからのデータ移行をあわせて実施するケースも多くあります。 

>>関連記事:【完全ガイド】Salesforceデータ移行とは?メリット・注意点・手順まで解説 

Salesforce連携で得られる4つのメリット 

Salesforce連携を導入すると、Salesforceと社内外のさまざまなシステムをシームレスに連携できるようになります。その結果、データの一元管理や業務効率化、部門間の情報共有などが実現し、企業全体の生産性向上にもつながります。 

ここでは、Salesforce連携で得られる代表的な4つのメリットを紹介します。 

部門間のコラボレーション強化 

Salesforceと他システムを連携してデータを一元管理すれば、部門をまたぐ情報共有や共同作業がスムーズになります。営業やマーケティング、カスタマーサポートなどの各部署が、必要な顧客情報や進捗状況にいつでも同じ画面からアクセスできるようになるため、手動での確認や無駄なやり取りが発生しません。これにより、部署間の壁を取り除き、全社横断で迅速な顧客対応と意思決定が可能になります。 

data centralization and operational efficiency through salesforce integration
Salesforce連携によるデータ一元化と業務効率化 

ヒューマンエラーの削減 

Salesforce連携によってデータ入力や転記作業が自動化されると、手作業によるコピー&ペーストや入力漏れといったヒューマンエラーを大幅に削減できます。複数のシステムへ同じ情報を繰り返し打ち直す手間がなくなり、データの重複や二重管理によるミスも防げるため、社内全体で常に最新かつ正確な顧客情報を共有し続けることが可能になります。 

業務生産性の向上 

Salesforce連携によりデータ整理や手動での入力作業にかかる時間を大幅に削減できるため、従業員は分析や企画立案といった付加価値の高い基幹業務にリソースを集中させられます。ノンコア業務の自動化は一人ひとりの労働時間を削減するだけでなく、コア業務への集中を促すことで組織全体の業務生産性を大きく向上させ、よりスピーディーなビジネス展開を可能にします。 

レポーティングの迅速化・高精度化 

各システムに点在していたデータが自動的に標準化および一元管理されることで、手動での集計作業に頼ることなくリアルタイムで正確なレポートを作成できるようになります。現場の状況が即座に可視化されるため、経営層は常に最新のデータに基づいて現状を把握でき、変化の激しい市場環境においても迅速かつ精度の高い経営判断を下すことが可能になります。 

Salesforce連携で実現できる主な連携形態 

Salesforce連携サービスには、API連携やETLツール、iPaaSなど、さまざまな種類があります。ここでは、代表的な5つのSalesforce連携サービスの特徴やメリット、適した利用シーンをわかりやすく解説します。 

データ連携 

Salesforce連携の基本となるのが、システム間でデータを連携・同期する仕組みです。顧客情報や商談データを会計システムや基幹システムなど他システムへ正確に受け渡す基本プロセスです。初期導入時にデータを安全に移行し同期ルールを最適化することで、全社での一貫したデータ共有が可能になります。この基盤を整えることで、ツール間での情報の二重管理や無駄な手作業を根本から排除できます。 

バックエンド連携 

Salesforceと会計システムや在庫管理システムなどの基幹システムを接続するバックエンド連携は、基幹システムとのデータ同期や業務処理を自動化できます。自社の業務要件に合わせて必要なバックエンドシステムとSalesforceを柔軟に連携させることで、手作業によるタイムラグやミスをなくし、組織全体のオペレーションを安定的かつ継続的に稼働させることができます。 

API連携 

Salesforceが提供するAPIを活用して外部サービスと直接接続するAPI連携は、位置情報サービスやチャットツール、広告プラットフォーム、ECサイトなどの多様な外部機能を連携させる手法です。これにより、Salesforceの画面上から外部サービスをシームレスに呼び出せるようになり、手作業でのデータ移行を省くだけでなく、リアルタイムでデータ同期を実現できます。 

API連携だけでは対応が難しい高度な業務要件や独自機能を実現したい場合は、Salesforceアプリ開発もあわせて検討するとよいでしょう。 

>>関連記事:Salesforceアプリ開発とは?メリット・手順・サービス紹介【完全版】  

UI連携 

Salesforceと他システムの画面や機能を一つのプラットフォーム上に統合するUI連携は、複数のツールを切り替えることなく単一の画面から必要な情報にアクセスできるようにする手法です。直感的な操作が実現するため、システム間の行き来によるストレスを解消し、ユーザー体験の向上とともに新しいツールの操作にかかる教育コストや定着までの時間を大幅に削減できます。 

ビジネスロジック連携 

Salesforceと他システムを業務ルールや承認ワークフローのレベルで連動させるビジネスロジック連携は、システム間の処理を自動化する手法です。例えば、Salesforce上で商談ステータスが更新された際に、他システムの承認フローを自動で起動させるといった一連の流れをシームレスに連携できます。システム間で業務フローを自動化することで、手作業による確認や二重の承認プロセスを徹底的に排除し、組織全体の意思決定と業務フローを効率化できます。 

Salesforce連携の代表的な活用例8選 

Salesforce連携サービスには、iPaaSやETLツールをはじめ、さまざまな製品があります。ここでは、Salesforce連携で代表的な8つのサービスについて、特徴や活用シーンをわかりやすく紹介します。 

ERP連携 

SalesforceとERPを連携させることで、顧客データと生産・在庫・財務などの基幹業務データをリアルタイムに統合し、全社の状況を横断的に可視化できます。営業担当者が最新の在庫状況や出荷・生産状況を把握しながら正確な納期提案を行えるため、受注機会の損失を防ぎ、商談の成約率向上を後押しします。ERP連携は営業プロセスを円滑にし、経営資源の最適化と全社的な売上拡大を同時に実現する重要な取り組みです。 

driving operational efficiency and revenue growth through erp and crm integration
ERPとCRMのシステム連携による業務効率化と売上拡大の実現 

会計ソフト連携 

Salesforceと請求や入金管理を行う会計ソフトを連携させることで、受注データが自動的に会計システムへ反映され、売上管理から決算処理までの流れを一気通貫で自動化できます。経理担当者による二重入力の手間や転記ミスを排除できるため、バックオフィスの業務負担を大幅に軽減できます。さらに、財務状況や資金繰りがリアルタイムに可視化されることで、正確な最新データに基づいた迅速な経営判断が可能になります。 

マーケティングオートメーション連携 

SalesforceとMAツールを連携させることで、営業の商談状況とWeb上の行動データをシームレスに統合し、確度の高い見込み客育成を実現します。顧客の検討フェーズに合わせた自動アプローチにより、エンゲージメント向上や成約率アップに直結します。営業とマーケティングのデータの分断をなくし、最適なタイミングでのアプローチを可能にする、SEO的にも関心の高い強力な連携手法です。 

ECサイト連携 

SalesforceとShopifyなどのECプラットフォームを連携させることで、注文情報や顧客データをリアルタイムに自動同期し、ECサイト運営の効率化を推進します。店舗とオンラインの購買データを一元管理することで、顧客一人ひとりに最適化されたシームレスな購買体験を提供できます。データ入力の工数削減だけでなく、顧客ロイヤルティ向上とリピート売上の最大化に直結する EC運営を効率化する代表的な連携方法です。 

決済連携 

Salesforceと決済システムを連携させることで、入金や支払いの取引データをリアルタイムに自動記録し、一元管理を実現します。営業やカスタマーサクセスが決済履歴を即座に確認できるため、ロイヤルカスタマーの管理や契約更新時のアプローチがスムーズになります。手動での確認作業をなくし、顧客情報と売上データをシームレスに紐付けることで業務効率化と顧客満足度の向上を同時に達成できます。 

チャットボット連携 

SalesforceとAIチャットボットの連携は、問い合わせ対応を自動化し、業務効率化と顧客満足度(CS)向上を同時に実現する顧客対応の効率化と顧客満足度向上を実現する代表的な連携方法です。ボットによる即時回答に加え、Salesforceの顧客データと連携することで有人対応への引き継ぎもスムーズになり、過去の履歴に基づいた質の高いサポートが可能になります。応対工数の削減と顧客体験の最適化を両立する、企業のDX推進に不可欠なAI活用手法です。 

カレンダー・メール連携 

SalesforceとGoogleやOutlookなどのカレンダー・メールソフトを連携させることで、商談の日程調整やメールの送受信履歴をリアルタイムに自動同期し、データの一元管理を実現します。スケジュールと顧客対応履歴をSalesforce上で同時に確認できるため、二重入力の手間や対応の抜け漏れを防ぎ、営業活動を効率化できます。複数のツールを往復する無駄な工数を削減し、チーム内の営業進捗の可視化と生産性向上に直結する、実用性の高い基本の連携手法です。 

automate task management and schedule sync with salesforce integration
Salesforce連携で実現するタスク管理とスケジュール同期の自動化 

REST / SOAP API連携 

Salesforceの標準API(REST/SOAP API)を活用することで、外部のモバイルアプリや独自システムに対し、全データへのアクセス権を渡すことなく、必要なデータ範囲に限定したセキュアな連携を実現します。自社Webサイトや社内の基幹システムなど、多様なアプリケーションへの組み込みに柔軟に対応できるため、企業固有の業務要件に合わせた自由度の高いカスタマイズ連携が可能です。セキュリティを担保しながらデータ連携を最適化し、高度なDXを推進する重要性の高い開発手法です。 

まとめ 

Salesforce連携は、単にシステム同士を接続するだけではなく、企業全体の業務効率化やデータ活用を支える重要な取り組みです。Salesforceと基幹システムや各種SaaSを適切に連携することで、データの一元管理や業務プロセスの自動化、部門間の情報共有を実現し、DX推進や生産性向上にもつながります。 

一方で、Salesforce連携を成功させるためには、自社の業務要件やシステム環境、データ量、将来的な拡張性を踏まえたうえで、最適な連携方法を選択することが重要です。API連携やETLツール、iPaaSなど、それぞれに特徴や適した用途があるため、自社の課題に応じて最適な方法を選ぶことが成功への近道となります。 

また、連携基盤の構築だけでなく、Salesforceのカスタマイズや既存システムとの連携、業務プロセスに合わせたシステム開発が必要になるケースも少なくありません。そのような場合は、豊富な実績を持つ開発パートナーへ相談することで、導入から運用までをスムーズに進められます。 

ルビナソフトウエアは、日本企業向けのシステム開発で培った豊富な実績をもとに、SalesforceのカスタマイズやAPI連携、既存システムとのデータ連携、業務要件に合わせたSalesforceソリューションの開発まで幅広く支援しています。 

日本の商習慣への深い理解と高品質なオフショア開発体制を強みに、お客様の課題や業務に合わせた最適なシステムをご提案します。Salesforce連携による業務効率化やDX推進をご検討中の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。 

よくある質問(FAQ) 

Salesforce連携について、企業担当者からよく寄せられる質問をまとめました。 

Q1. Salesforce連携とは? 

Salesforce連携とは、Salesforceのデータと外部システムを自動同期し、一元管理する仕組みです。二重入力や転記ミスなどの業務の無駄を排除し、部門間の情報格差を解消します。全社的な業務効率化とデータ活用を促進し、Salesforceを強固な情報基盤へと進化させるDXに不可欠な取り組みです。 

Q2. Salesforce連携で得られるメリットとは 

Salesforce連携を導入するメリットは、データの一元管理による部門間の情報共有の強化と、入力自動化によるヒューマンエラーの削減です。転記などの手作業をなくして業務効率化を推進することで、組織全体の生産性を大幅に向上させます。さらに、データがリアルタイムに自動集約されるため、迅速かつ正確なレポーティングとデータドリブンな意思決定を強力にサポートします。 

Q3. Salesforce連携サービスの種類とは? 

Salesforce連携サービスの種類には、基幹システムとデータ同期を行うデータ連携やバックエンド連携、外部機能と直接つなぐAPI連携があります。さらに、複数ツールの画面を統合して操作性を高めるUI連携や、承認ワークフローなどの業務ルールを連動させるビジネスロジック連携が挙げられます。自社の要件に合わせてこれらを選択することで、手動操作を削減できます。全社的な業務効率化と高度なデータ一元管理を支援します。 

Q4. Salesforce連携でよくある課題とは? 

Salesforce連携のよくある課題には、データ形式の不一致やリアルタイム同期の難しさ、開発コストの高騰が挙げられます。また、連携先の増加によるデータ不整合やセキュリティ低下、運用管理の複雑化も問題となります。これらを解決するには、自社の要件に最適な連携ツールの選定に加え、将来的な拡張性や保守性を見据えた柔軟なシステム設計を行うことが重要です。 

Q5. Salesforce連携はどのように導入すればよいですか? 

Salesforce連携を導入するには、まず自社の業務課題や連携対象システムを整理し、目的に応じた最適な連携手法を選定することが重要です。API連携や独自システム開発、Salesforceのカスタマイズが必要な場合は、自社だけで対応せず、導入実績が豊富な開発パートナーへ相談・アウトソーシングすることで、業務プロセスに最適化された安全な連携基盤を低コストかつスピーディーに構築できます。 

Contact Us

登録して最新記事を受け取りましょう。

ご相談からご契約までの流れ