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レガシーシステム刷新に強い開発会社10選|比較ポイントと選び方【2026年版】 

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社内の基幹システムが老朽化し、「改修のたびに時間とコストがかかる」「新しい業務やサービスに対応できない」といった課題を抱えていませんか。こうした問題の背景には、長年運用されてきたレガシーシステムがあるケースが少なくありません。 

一方で、レガシーシステム刷新は単なるシステムの入れ替えではありません。業務要件の整理や既存資産の分析、移行計画の策定など、多くの専門知識が求められるため、信頼できる開発会社を選ぶことが、プロジェクト成功の重要なポイントとなります。 

そこで本記事では、レガシーシステム刷新の基礎知識や、刷新が必要とされる理由をわかりやすく解説します。あわせて、レガシーシステムの刷新・モダナイゼーションに関連するサービスや実績を持つ開発会社10社を紹介。自社に合った会社の選び方や、プロジェクトを成功させるためのチェックポイントも解説します。 

レガシーシステム刷新を検討している企業担当者の方は、ぜひ最後までご覧ください。 

レガシーシステム刷新とは? 

レガシーシステムの刷新とは、老朽化・複雑化した既存システムを、現在の業務要件や技術環境に合わせて再構築・移行する取り組みです。まず、レガシーシステムの定義や特徴、刷新が必要となる背景について整理します。 

そもそもレガシーシステムとは? 

レガシーシステムとは、古い技術や設計思想で構築され、現在のビジネス環境や技術要件への対応が難しくなっている既存システムを指します。長年の運用によって、老朽化や複雑化、ブラックボックス化が進んでいるケースも少なくありません。 

what is legacy systems
レガシーシステムの概要と主な特徴  

長年の運用によって構造が複雑化し、「誰も全容を把握できない」「改修時の影響範囲が見えない」といった状態に陥ることがあります。維持・運用コストがIT予算を圧迫するだけでなく、企業のDX推進を阻む大きな障害となります。  

代表的なレガシーシステムの例 

  • メインフレーム上で稼働する基幹システム  
  • COBOLなどのレガシー言語で構築された既存システム  
  • サポート期限が終了したOS・ミドルウェア上で稼働するシステム 

しかし、古い言語で作られたものだけがレガシーシステムではありません。近年導入されたWebシステムやクラウド環境であっても、以下の状態であればレガシー化している可能性があります。 

  • OSやミドルウェアのサポート期限が切れている 
  • 長年の継ぎ足し開発により構造が複雑化し、特定担当者しか運用できない 
  • 部門ごとにシステムが独立しており、全社的なデータ連携や機能拡張が難しい 

上記の項目に複数該当する場合や、業務への影響が大きい場合は、モダナイゼーションやシステム刷新の必要性を早めに検討するとよいでしょう。 

なぜ今レガシーシステムの刷新が必要なのか 

企業の競争力を維持し、持続的な成長を実現するためには、レガシーシステムの刷新を検討することが重要です。主な理由は以下の3点です。 

① 保守コストの増加とエンジニア不足 

長年の機能追加や改修によりシステムが複雑化し、維持・運用コストは年々増加しています。さらに、COBOLやメインフレームを扱える技術者は減少傾向にあり、技術継承も課題となっています。そのため、システムを「現状維持」するだけでも、かつてない高コストとリスクを伴う時代になっています。  

② 生成AI活用の基盤としても重要 

生成AIやAIエージェントの導入を進める企業が増えていますが、レガシーシステムがAI活用の足かせとなるケースもあります。API未整備・データの分断・外部連携の難しさといった課題があると、AIの性能を十分に発揮できません。システム刷新は、AI活用やDXを成功させるための重要な土台となります。 

③ 「2025年の崖」後もレガシーシステムの課題は残っている 

経済産業省の「DXレポート」で警鐘が鳴らされた「2025年の崖」で指摘された課題を踏まえても、レガシーシステムの刷新は現在も多くの企業にとって重要なテーマです。 

一方で、モダナイゼーションやマイグレーションを成功させた企業は、運用効率化・開発スピードの向上・柔軟なシステム変更といった大きな成果を得ています。レガシーシステムの刷新は単なるIT更新ではなく、企業の未来を決める重要な経営課題です。 

レガシーシステムの刷新を検討する際は、なぜ刷新が進まないのか、どのような落とし穴があるのかを理解しておくことも重要です。詳しくは、以下の記事をご覧ください。 
>>>関連記事: レガシーシステム刷新の完全ガイド|脱却が進まない理由・落とし穴・成功ポイントを解説  

レガシーシステムが抱える主な問題点 

レガシーシステムを使い続けることで、企業はさまざまなリスクに直面します。ここでは、代表的な5つの問題点を解説します。 

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レガシーシステムが抱える5つの問題点  

保守・運用コストの増大 

老朽化したレガシーシステムは改修やメンテナンスの手間が増え、維持・運用コストが年々高騰します。その結果、 IT予算の多くが既存システムの維持に費やされ、DX推進や新規事業への戦略投資が困難になります。レガシーシステムの運用継続は単なるコスト増加にとどまらず、企業の成長やDX推進を妨げる要因となる可能性があります。 

ブラックボックス化・属人化 

ドキュメントの不備や設計書の不在により、システムの全体像を誰も把握できない「ブラックボックス化」は深刻な問題です。担当エンジニアの退職や高齢化に伴って、運用が特定の担当者に属人化すると、ノウハウが失われるリスクが高まります。仕様の変更や障害対応の遅れを招くだけでなく、システムの刷新作業そのものを著しく難しくする大きな要因となります。 

セキュリティリスクの増大 

サポートが終了したOSやミドルウェアを使用している場合、セキュリティ更新を受けられず、サイバー攻撃のリスクが高まります。最新のセキュリティ対策に対応できず情報漏洩やシステム停止を引き起こした場合、顧客からの信頼喪失や損害賠償など、企業の経営を揺るがす深刻な事態に発展するリスクがあります。 

システム障害のリスク 

ハードウェアの老朽化や処理能力の限界により、アクセスやデータ処理量が増大した際にシステムが突然停止・誤作動を起こすリスクが高まります。障害が発生すると長時間の業務停止を招くだけでなく、顧客や取引先へのサービス中断により多大な経済的損失と社会的信用失墜につながります。 

他システムとの連携が難しい 

外部連携を想定せず構築されたレガシーシステムは、API未整備などにより部門間のスムーズなデータ共有を阻害します。さらに、最新のクラウドサービスやSaaS、AIツールとの接続が困難なため、業務の自動化や変化に応じた迅速なビジネス展開の足かせとなります。 

レガシーシステムを放置すると、保守・運用コストの増加やセキュリティリスクなど、さまざまな問題につながります。基幹システムのレガシー化による影響や、脱却に向けた進め方については、以下の記事で詳しく解説しています。 

 
>>>関連記事: 基幹システムのレガシー化とは?放置する問題点・脱却メリット・進め方を解説   

レガシーシステム刷新でおすすめの開発会社10選 

レガシーシステム刷新では、レガシー技術への対応力だけでなく、業界知識や移行後の保守体制まで含めて開発会社を選ぶことが重要です。 

ここでは、各社が公開しているサービス情報や導入事例をもとに、レガシーシステムの刷新・マイグレーション・モダナイゼーションに関連する開発会社10社を紹介します。 

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レガシーシステム刷新でおすすめの開発会社10選 

① ルビナソフトウエア 

ルビナソフトウエアは、ベトナムを拠点に日本企業向けのオフショア開発を提供するIT企業です。129名のCOBOL技術者を擁する専門チームを中心に、レガシーシステムの保守・運用から、Javaなどへのマイグレーション、モダナイゼーションまで支援しています。 

特徴・強み 

  • COBOLからJavaへのモダナイゼーションに強み: メインフレームの保守運用から、段階的なJavaマイグレーションまで一括対応が可能です。 
  • 金融グレードの高品質&セキュリティ: 大手金融機関向けに15年以上の支援実績があり、厳格な品質基準やセキュリティ要件を満たしています。 
  • 圧倒的なコストパフォーマンス: 日本品質のサービスをベトナムオフショアならではの適正価格で提供し、システムの維持・刷新コストを大幅に削減します。 

こんな企業におすすめ 

  • COBOLエンジニアの高齢化や人材不足に悩んでいる 
  • メインフレームの維持保守と将来的なJava移行を一括で委託したい 
  • 高いセキュリティ水準とコスト削減を両立させたい 

② TIS株式会社 

TIS株式会社は、金融・製造・流通など幅広い業界にシステム開発・ITサービスを提供するSIerです。レガシーシステムのモダナイゼーションでは、独自の「Xenlon~神龍 Migrator」を活用したCOBOLなどからJavaへのマイグレーションを支援しています。 

特徴・強み 

  • 独自のマイグレーション技術:「Xenlon~神龍 Migrator」は、変換ツール・実行時ライブラリ・分析ツールで構成され、レガシー言語の仕様をJava上で再現することを目指したマイグレーションを支援します。 
  • COBOLなどからJavaへの移行に対応:COBOL、COBOL/S、Open COBOL、PL/I、Easyなどを対象としたマイグレーションに対応しています。 
  • 性能・保守性を考慮した移行:独自の特許取得技術を含む技術を活用し、変換後の性能や保守性を考慮したマイグレーションを支援しています。 

こんな企業におすすめ 

  • COBOLなどのレガシー言語からJavaへの移行を検討している  
  • 大規模な既存システムのマイグレーションを検討している  
  • 自動変換技術を活用して移行工数の削減を目指したい 

③ 富士通株式会社 

富士通株式会社は、国内外でITサービスやシステムインテグレーションを提供するITベンダーです。レガシーシステムのモダナイゼーションに向けて、「Fujitsu PROGRESSION」を活用した業務システムの近代化を支援しています。2026年には日本IBMとの協業も発表しており、「Fujitsu PROGRESSION」とIBMのAIエージェントを組み合わせ、業務システムのモダナイゼーションを加速する取り組みを進めています。 

特徴・強み 

  • 「Fujitsu PROGRESSION」によるモダナイゼーション:既存の業務システムを分析し、企業の業務特性やシステム要件を踏まえたモダナイゼーションを支援しています。 
  • 大規模システムへの対応力:大規模な業務システムを扱ってきた経験を活かし、システム全体を考慮した刷新を検討できます。 
  • AIを活用したモダナイゼーションへの取り組み:日本IBMとの協業により、AIエージェントを活用した業務システムの近代化にも取り組んでいます。 

こんな企業におすすめ 

  • 大規模な業務システムの刷新を検討している  
  • 既存システムの分析からモダナイゼーションまで相談したい  
  • AIなどの新しい技術も含めて刷新方針を検討したい 

④ 日鉄ソリューションズ株式会社 

日鉄ソリューションズ株式会社は、日本製鉄グループで培った高度なIT技術と知見をベースに、大規模基幹システムの長期安定運用と刷新を支えるSIerです。 

特徴・強み 

  • 24時間稼働のミッションクリティカルなシステム構築力: 製鉄所の生産管理など、絶対に止められない大規模システムの運用・開発で長年培った圧倒的な技術力があります。 
  • グループ一体となったリモート分散開発体制: 全国6地域の子会社と連携した標準化開発基盤を持ち、高品質な大規模開発を安定して提供します。 
  • ライフサイクル全般の一貫支援: 構想策定からモダナイゼーション、運用のアウトソーシングまで、企業のIT資産を長期的にサポートします。 

こんな企業におすすめ 

  • 製造業や重厚長大産業の複雑な基幹システムを刷新したい 
  • システムの長期的な安定運用と手厚いサポート体制を重視している 
  • 開発から運用保守まで一元的に任せられるパートナーを求めている 

⑤ 株式会社GeNEE 

株式会社GeNEEは、企業の根幹を支える基幹システムの受託開発・刷新を得意とするITソリューション企業です。 

特徴・強み 

  • 企画から保守・運用まで完全一括対応: 調査・要件定義から設計・開発、導入後の保守まで一貫して支援し、将来の機能拡張を見据えた高品質な設計を行います。 
  • 製造業向けの基幹業務に強い開発実績: 生産管理や購買管理など、現場の複雑な業務ルールを理解したシステム構築に定評があります。 
  • クラウド技術を活用したWeb開発能力: 最新のクラウド技術を駆使してデータの一元管理や工場のDX化を実現し、現代的な経営課題を解決します。 

こんな企業におすすめ 

  • 生産管理・購買管理など製造業特有の基幹システムをリニューアルしたい 
  • 企画段階から保守運用まで一括して親身に対応してほしい 
  • 長期的な視点で自社に戦略的かつ最適なオーダーメイドシステムを育てたい 

⑥ 日本アイ・ビー・エム株式会社 

日本アイ・ビー・エム株式会社(IBM)は、自社メインフレーム「IBM Z」の知見と最先端のAI技術を融合させ、グローバルな技術基盤を活用したシステム刷新を提供する世界的なIT企業です。 

特徴・強み 

  • 生成AI「watsonx Code Assistant for Z」による開発・テスト工程の効率化: COBOLからJavaへのコード変換や単体テスト作成をAIが支援し、新旧システムの動作比較テストの工数を大幅に削減します。 
  • IBM Zの強みを維持した移行: 高い処理能力とセキュリティ水準を保ったまま、安全にモダナイゼーションを推進できます。 
  • 世界基準のコンサルティング&統制力: 世界中の先進事例と高度な技術基盤を活用し、企業の経営戦略に直結するDXを実現します。 

こんな企業におすすめ 

  • IBM Zメインフレームを利用しており、安全に資産をモダン化したい 
  • 生成AIを活用した最先端のコード変換・テスト自動化を導入したい 
  • 世界基準の厳格なセキュリティ・統制要件を満たしたい 

⑦ 株式会社ジャノメクレディア 

株式会社ジャノメクレディアは、システム開発やITサービスを提供する企業です。メインフレームやオフコンなどのレガシーシステムを最新環境へ移行する「マイグレーション・サービス」を提供しています。 

特徴・強み 

  • レガシーシステムのマイグレーション:メインフレームやオフコン、旧式のオープン環境で稼働するシステムを対象に、現行資産を活用した移植・移行を支援しています。 
  • 自社グループの脱メインフレーム実績:ジャノメグループの基幹システムについて、ERPパッケージなどを導入してメインフレームからオープンシステムへの刷新を行った実績があります。 
  • COBOL資産の移行にも対応:自社の受託処理システムでは、COBOL85からCOBOL2002への変換やデータ移行を行った事例が公開されています。 

こんな企業におすすめ 

  • メインフレームやオフコンからの移行を検討している 
  • 既存資産を活用しながらシステムを刷新したい 
  • 製造業などの業務システムの再構築を検討している 

⑧ Kaopiz株式会社 

カオピーズは、ベトナムを拠点に日本を含む海外市場向けのソフトウェア開発を展開するIT企業です。AI、クラウド、業務システム開発、オフショア開発など幅広いサービスを提供しています。同社は2025年12月時点で700名以上への拡大を発表しており、2026年現在ではグループ全体で1,000名規模まで拡大。1,000件以上のプロジェクト実績を有しています。 

特徴・強み 

  • オフショア開発による開発体制:ベトナムを中心とした開発体制を活用し、日本を含む海外企業向けにソフトウェア開発サービスを提供しています。 
  • クラウド・AIを含む幅広い技術領域:クラウド、AI、業務システム開発など、レガシーシステムの刷新後に必要となる技術領域も含めて支援しています。 
  • 日本向けの開発体制:日本にも拠点を持ち、日本語でのコミュニケーションやBrSEを活用した開発体制を展開しています。 

こんな企業におすすめ 

  • オフショア開発を活用してシステム開発体制を拡充したい 
  • クラウドやAIを含めたシステム刷新を検討している 
  • 日本語でコミュニケーションできる海外開発パートナーを探している 

トッパジャパン株式会社 

トッパジャパン株式会社は、ベトナムの優秀なIT人材を活用した「ラボ型開発(専任チーム型開発)」を強みとし、企業のIT人材不足解消とシステム保守・刷新を両立させる企業です。 

特徴・強み 

  • 柔軟な専任チーム開発体制: 顧客専任のエンジニアチームを編成し、柔軟な工数でシステムの維持・改修・刷新を進められます。 
  • 社内へのノウハウ蓄積とコスト削減: 長期的な専任チーム運用により、自社内にシステム知見を残しながら開発コストを大幅に圧縮可能です。 
  • Salesforceやクラウド移行などの豊富な実績: サーバーのクラウド移行やSalesforce基盤の開発など、最新のWeb・クラウド分野にも幅広く対応します。 

こんな企業におすすめ 

  • 柔軟な契約形態(ラボ型)でコストを抑えて海外オフショア開発を活用したい 
  • 自社専用のITチームを構築し、社内にノウハウを蓄積しながら刷新したい 
  • クラウド移行やAIなど最新分野を含めて継続的に相談したい 

 株式会社ripla 

株式会社riplaは、販売・生産・顧客管理など企業の中核をなす業務システムの構築・リニューアルにおいて、要件定義から定着までを一貫支援する開発会社です。 

特徴・強み 

  • 複雑な業務ルールの整理・要件定義に特化: ドキュメントが形骸化したレガシーシステムでも、現状の課題整理から入ることで最適な業務フローを再設計します。 
  • コンサルティングと開発のシームレスな融合: 企画・コンサルティング段階から開発・テストまで分離せず一気通貫で対応し、ブレのないシステム刷新を実現します。 
  • 現場への定着まで見据えた伴走支援: システムを作るだけでなく、実際の業務現場で使われ、業務効率化が定着するまで手厚くサポートします。 

こんな企業におすすめ 

  • 仕様がブラックボックス化しており、まず現状の業務要件の整理から始めたい 
  • コンサルティングからシステム開発・導入まで一元的に任せたい 
  • 現場の使いやすさと業務改善の定着を最優先にリニューアルしたい 

レガシーシステム刷新を支援する開発会社の選び方 

レガシーシステム刷新では、技術力だけでなく、移行実績や業務理解、長期的なサポート体制まで確認することが重要です。ここでは、開発会社を選ぶ際に押さえておきたい3つのポイントを解説します。 

現行システムの技術環境への対応実績 

最初に確認すべきは、自社のシステムが使用している言語やOS、ハードウェア環境への対応実績です。COBOLやVB6、メインフレームなどは技術要素ごとに必要なノウハウが大きく異なるため、対応経験の乏しい会社に依頼すると、現行仕様の解析や移行設計が難航し、プロジェクトが停滞する可能性があります。 

依頼前には同等環境からの移行実績やプロジェクト規模を具体的に確認することが重要です。また商談段階で過去に同様の案件を担当したエンジニアと直接対話する機会を設け、提案資料だけでは見えない技術的な深さや対応力を見極めるとよいでしょう。 

アセスメントから保守までの一貫対応 

レガシーシステムの刷新は、現状分析から移行計画の策定、開発、本番稼働後の保守・運用まで続く長期的プロジェクトです。フェーズごとに別の会社へ委託すると引き継ぎ時に情報の齟齬が生じるほか、障害が発生した際に責任の所在が曖昧になるリスクが高まるため、すべての工程を一括で支援できる会社を選ぶことが重要です。 

特に最初の現状分析の精度は移行の成否を大きく左右します。コードの複雑度や依存関係の可視化、移行後の構造提案、概算コストの試算まで詳細に分析・提示できる会社を選ぶことで、プロジェクトの不確実性を減らし、客観的な判断材料を揃えた状態で着実に推進できます。 

移行時のリスク管理体制 

レガシーシステム刷新において最も警戒すべきリスクは、本番稼働時におけるシステムの停止や障害です。基幹業務を支えるシステムにトラブルが発生すると業務全体が停滞し多大な損害を招くため、切り替え時のリスク対策や旧環境への切り戻し計画が明確に整備されているかを確認することが不可欠です。 

信頼できる開発会社は、段階的な移行計画や新旧システムの並行稼働、移行前テストの徹底といった具体策をあらかじめ提示します。さらにリスク管理表の共有体制や移行後の保守体制、サービスレベル合意(SLA)の範囲まで事前に確認しておくことで、トラブルを未然に防ぎ長期的かつ安定的な運用を実現できます。 

まとめ 

レガシーシステム刷新を成功させるには、自社の技術環境や業務要件、予算、スケジュールに合った開発会社を選ぶことが重要です。特に、現行システムの理解力、レガシー技術への対応力、移行後の保守体制まで確認したうえで、長期的に信頼できるパートナーを選定しましょう。 

「2025年の崖」が示した課題は、現在も解消されたとはいえません。基幹システムの老朽化やブラックボックス化は、依然として多くの企業が抱える課題です。 対応が遅れるほど、保守コストの増加や人材不足、セキュリティリスクなどの問題が深刻化する可能性があります。まずは現状を整理し、アセスメントを通じて刷新の優先順位や移行方針を明確にすることが大切です。 

「どの会社に相談すればよいか分からない」「COBOLやメインフレームの保守を続けながら、段階的にJavaへ移行したい」とお考えなら、ルビナソフトウエアにご相談ください。 

ルビナソフトウエアは、129名の技術者を擁するCOBOL専門チームを中心に、レガシーシステムの保守・運用からモダナイゼーション、Javaなどへの段階的な移行まで一貫して支援しています。金融機関をはじめとする業務システムで培った15年以上の実績を活かし、既存資産を活かしながら、将来を見据えたシステム刷新をサポートします。 

レガシーシステム刷新について、ぜひお気軽にお問い合わせください。 

よくある質問(FAQ) 

レガシーシステム刷新について、読者からよく寄せられる質問にお答えします。 

Q1. レガシーシステム刷新とは? 

レガシーシステム刷新とは、老朽化・複雑化・ブラックボックス化が進んだ既存の基幹システムを、現行システムを分析し、業務要件に応じてリホスト、リプラットフォーム、リファクタリング、再構築などを行う取り組みです。 メインフレームやCOBOLで構築されたシステムだけでなく、サポート期限切れや属人化したWebシステムなどを現代的なアーキテクチャへ更新し、維持・運用コストの削減やDX推進、競争力の向上を実現する取り組みを指します。 

Q2. レガシーシステムの刷新が必要な理由とは? 

主な理由は、膨大な保守コストの抑制とCOBOL等に対応できるエンジニア不足への対応、そして生成AIなどの最新技術を活用する基盤づくりの3点です。システムの「現状維持」自体が高コストかつ高リスクな時代となっており、データ分断や連携不足を解消してDX推進やAI活用を成功させるためにも、早期のシステム刷新が不可欠となります。 

Q3. レガシーシステムが抱える主な問題とは? 

主な問題は、保守運用コストの増大、仕様のブラックボックス化と属人化、サポート切れによるセキュリティリスク、老朽化に伴う障害発生率の上昇、そして他システムや最新クラウド・AIとの互換性不足の5点です。これらはIT予算を圧迫するだけでなく、業務停止や情報漏洩のリスクを高め、企業のDX推進を大きく阻害する要因となります。 

Q4. レガシーシステム刷新の開発会社はどのように選べばよいですか? 

選定時は、自社の現行環境への対応実績、現状分析から移行・保守までを一括支援できるワンストップ体制、そして切り戻し計画を含めたリスク管理体制の3点を重視することが重要です。フェーズごとの情報損失を防ぎ、事前にエンジニアと十分に対話し、詳細なアセスメントを実施することで、本番移行時の障害リスクを低減し、安全にプロジェクトを進めやすくなります。 

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